住宅ローンの支払は苦しいもの
アパートに住んでいた頃、友たちが「ローンの返済が厳しくて…」と言っていました。当時は何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。でも今ならすっごくよくわかります。苦しいですよね…。もーね、何もなくても苦しいですから。
もう住宅ローンを払い続けることはできない・・・
息子が来年大学生です。それも4年生の私立の大学に推薦入学が決まりました。
これから毎月の授業料が大変です。とりあえず入学金は貯金をくずして払い込みました。
私は社員30人ほどの中小企業で精密化工の会社に勤めています。
夏ごろから仕事量がガクッと減り遊んでいることが多くなってきました。会社に行っても仕事がないほど辛いものはありません。
経費節電のために不要な電気は止め、夏でもクーラーも止めて扇風機にしました。
庭の草むしりもやりました。もうぺんぺん草すら生えていません。
そうこうしているうちに週休2日が3日になりました。忙しい時は土曜出勤していたのにうらい違いです。
週3日も家にいると妻が嫌がるのですがしかたありません。
妻もパートで忙しく、私が家にいると目障りなようです。
何か私もバイトをしようかと思ったのですが会社のほうからきつくバイトの禁止を言い渡されています。
ばれたらクビなんだそうです。会社もリストラしたいようでそのチャンスをねらっているようです。
そうこうしているうちに10月から給料が4割カットされました。ボーナスもすずめの涙ほどでした。
でも少しでも出ただけましかもしれません。
もう家計は火の車です。運悪く車まで調子が悪くなってきて、この先いったいそうなることやら恐ろしいです。
アベノミクスに期待して景気が上向いてくれるのを祈るのみです。
すでに1か月分は住宅ローンの滞納が始まっている。
自分と自分の家族だけならなんとか一致団結して乗り越えることもできるのだが、連帯保証人になっている親にまで迷惑を掛けてしまうのが非常につらい。
子を持つ親として、非常につらい。
住宅ローンの滞納で保証人に迷惑を掛けてしまうなんて、住宅ローンを組んだときには想像もしていなかった。
ここで考え込んでいても仕方ないので、任意売却専門業者に、いったいどのくらいで売却できる可能性があるのかを算定してもらっている。
結果が出るまではどきどきだ。
これで一家の運命が決まるといっても過言ではない。
恐ろしい金利とその生活
今更、書くまでもなく不景気なようである。何しろ、預金の金利がこの世の数字とも思えない表示が出てくるのだから。
既に小数点以下が何個だったのか、即答不能な状況である。
一応バブルを知るものとしては、お金というのは、金融機関と名のつくところに保管しておけば、自動的に増えるものだったのである。
今の若い人に叱られそうだが、5万を定期預金で放っておくと、なぜか6万になっていたりする時代だったのだ。今は100万にいくら利息がついているのか、
あまり考えたくはない。見ると逆に落ち込む数字である。しかも税金を引かれている。
元金が保管されているだけで、いいものとしよう。
必然的に、間違って差額の1万があったりはしない、そういう理由で、かなりデフレ価格になっている洋服も、ちょっと買い控えをしようかと思う。
値札は980円だったりするのに。
しかし、980円の使い道はかなり大きい、この金額が、いろいろなことを左右する時点で、日本の景気はどうなっているのか、と思ったりする。
更に、そんな帰り道、また1つ店が潰れていた。実に世知辛いご時世である。
今月の住宅ローンの支払いが済んでいない。
決済日の口座残高が足りずに、引き落とされていなかったようだ。
一応遅れて振り込んでは置いたが・・・
住宅ローンが払えなくなるなんて想像もしていなかった。
こうなったら住宅ローンの返済もきつい
ボーナスをもらえている分だけ幸せだろうと言わないでください、私の会社は基本給がすごく少なく、ボーナスでなんとか毎日持っているようなものなのですから…このボーナスの高さに惹かれてこの会社に入ることを決意したくらいなのです。しかし、実際には入社以来不景気で全くボーナスが上がりません。
入社した当時はまだリーマンショック前だったので、景気が悪くなるかも…という噂こそありましたが、初年度のボーナスは何も仕事をしていない新入社員にとっては驚くような金額でした。
しかし、それ以来入社五年になりますが、一向にボーナスの金額が上がりません。基本給こそなんとか上がり続けているものの、ボーナスが勝負の会社なので、雀の涙のような昇給では魅力がちっともありません。
景気が悪い状態さえ抜ければ…と昔話をよく先輩がしてくれるのですが、そんなこと夢物語のようで信じられません。もっと基本給がしっかりした会社を選んでおけばよかったと後悔しています。
こんな状況が続くと住宅ローンを払い続けることさえできなくなってしまう。
絶対に住宅ローンを滞納する前にやめてやる。